今回の記事では、敷いてから約2年が経ったココペーバーを実際にめくってみて、その下で何が起きていたのかをお伝えしたいと思います。
当社の社長宅の庭には、約2年前に敷いたココペーバーがあります。「居間から裸足でそのまま外に出られる場所がほしい」というのが、敷いた理由でした。
特に手入れもせず、ただ敷きっぱなし。それで十分に気持ちよく使えていたのですが、ふと思い立って、ちょっとした実験をしてみました。
敷いてから2年、こんな姿になっていました

敷いたばかりの頃の明るい色から、雨と日差しを浴びて、すっかり庭になじんだ色になりました。編み目のあいだからは、ところどころ草も顔を出しています。ココナッツの外皮繊維は自然素材なので、この経年変化はココペーバーの「味」だと私たちは思っています。
① 裏返してみた
まずはココペーバーをひっくり返してみます。裏側には、下から伸びてきた草の根が絡んでいました。しっかりと絡んでいたので、バキバキと剥がしました。
ココナッツの外皮繊維の編み目に根が入り込んでいるということは、それだけマットと地面が一体になっていた、ということでもあります。
② 下の土を見てみた
ココペーバーをはぐった地面には、小さな土の粒がいくつもできていました。よく見ると、ミミズがいます。

この粒々は、ミミズが土を食べて出した「団粒」と呼ばれるもの。ふかふかで水はけがよく、栄養も豊富な、いわば天然の肥料です。
コンクリートや樹脂製のシートの下では、こうはなりません。光も水も空気も通すココペーバーの下では、2年のあいだに土が「生きたまま」育っていた、ということになります。
③ 水で洗ってみた
表面に出てきた土を、ホースでジャージャーと流しました。相当な量の水をかけましたが、マットの上に水が溜まることはなく、そのまま下に抜けていきます。
透水性の高さは、ココペーバーがもともと持っている特長のひとつですが、2年経っても変わらないことをあらためて実感しました。
④ 一晩おいてみた
洗った翌朝のココペーバーがこちらです。2年分の落ち葉や土が落ちて、ココナッツの外皮繊維の色が戻りました。朝の光が差し込む中で、すっかり落ち着いています。



そして、また裸足で出た
実験を終えて、社長はまた裸足で庭に出ました。足の裏に当たるココナッツの外皮繊維の感触は、2年前と変わりません。
ココペーバーは「敷いて終わり」の資材ではなく、その下で土や生き物と一緒に時間を過ごしていく素材です。2年経ったココペーバーの裏側を見て、私たちもそれを再確認しました。
みなさんのお庭のココペーバーも、たまにめくってみると、思わぬ発見があるかもしれません。