玄界灘に浮かぶ島のトレッキングコースに、歩く道すじをつくる
福岡県新宮町の沖に浮かぶ相島(あいのしま)。新宮漁港から町営渡船でおよそ20分、この小さな島全体が、韓国・済州島発祥のトレッキング「九州オルレ」の「新宮・相島コース」(約8.0km/所要約3時間/初級〜中級)になっています。
このコース上の3か所に、ココペーバー プレミアム(幅1m×長さ5m)を5本設置していただきました。

課題:草が伸びると、コースの道すじが見えなくなる
島の自然のなかを歩くコースは、季節によって草の伸び方が大きく変わります。とくに草が激しく茂る時期は、どこがコースの道なのか分かりにくくなったり、入口や出口を見落としてしまうことがあります。
「歩く人が迷わないように、コースの道すじをはっきり示したい」——そんな思いから、草の影響を受けやすい要所にココペーバーを敷いていただきました。
設置した3か所
1.遠見番所跡への入口
江戸時代に異国船を監視するために置かれた遠見番所跡は、玄界灘を一望できるコースの見どころのひとつ。その入口部分に敷き、オルレの矢印標識とあわせて、コースへの分岐がはっきり分かるようにしました。

2.県道への出口
山道から県道へ出るところにも設置しました。草に埋もれやすい出入口ですが、ひと目でコースの続きが分かるようになります。

3.めがね岩展望所へ出るところ
相島の景勝地であるめがね岩(鼻栗瀬)を望む展望台へ出てくる地点。ここも草の生育が旺盛な場所のため、オルレコースとしての動線をしっかり確保する目的で敷設しました。

施工方法:防草シート+ココペーバー
いずれの箇所も、まず防草シートを敷き、その中央にココペーバーを重ねる方法で施工しています。防草シートが草を抑え、その上のココペーバーが「歩く場所」をはっきり示します。幅1mのココペーバーが、そのまま歩く道の幅になります。



ココペーバーを選んだ理由
天然ヤシ繊維100%のマットであるココペーバーは、島の自然景観のなかに置いても違和感がありません。
- 景観になじむ/茶褐色の自然素材で、樹林や草地のなかでも人工物らしさが出にくい
- 道すじが分かる/敷いた部分がそのまま「歩く道」のサインになる
- 防草シートと相性がよい/シートの上に重ねることで、雑草を抑えながら歩行面をつくれる
- 敷くだけの簡単施工/重機の入らない島の遊歩道でも、人力で運んで広げられる
- 水はけがよい/雨あとのぬかるみや土の流出をやわらげる
コンクリートや樹脂製の資材と違い、必要な場所に必要な分だけ、地形をいためずに敷けるのも、自然公園や遊歩道で選ばれている理由です。
施工データ
| 場所 | 福岡県糟屋郡新宮町・相島(九州オルレ「新宮・相島コース」上) |
| 用途 | トレッキングコースの動線確保・雑草対策 |
| 使用製品 | ココペーバー プレミアム |
| 規格・数量 | 幅1m×長さ5m ×5本(計25㎡) |
| 施工方法 | 防草シートを敷き、その上にココペーバーを敷設(人力施工) |
| 設置箇所 | 遠見番所跡への入口/県道への出口/めがね岩展望所へ出るところ |
遊歩道・散策路にもココペーバーを
自然のなかの遊歩道は、「舗装したくないけれど、歩きやすくしたい」という難しさがあります。ココペーバーは、景観を損なわずに歩行動線をつくることができる自然素材です。
トレッキングコース、公園の園路、キャンプ場やグランピング施設、寺社の参道など、車両の入らない場所でもお使いいただけます。数量やサイズのご相談は、お気軽にお問い合わせください。